【要点】
・Parsonsは衛星のコマンドおよびコントロール(C2)を目的とした新型アンテナを発表した。
・本製品は軍事市場をターゲットとしたフェーズドアレイアンテナである。
・複数の衛星と同時に通信可能なマルチビーム機能を備え運用の柔軟性向上を図る。
・ソフトウェア定義型の設計を採用したことで信号処理の変更や機能更新を容易にした。
・従来の機械式駆動アンテナに比べ可動部を排除し高い信頼性と低保守性を狙う。
・米国宇宙軍の統合衛星運用センターなどへの導入を想定した設計としている。
・軌道上での実証試験を経てプロトタイプから運用を見据えた製品へと移行した。
・複雑化する宇宙ドメインにおいて通信のレジリエンス確保に資するソリューションとして位置づける。
【編集部コメント】
衛星管制の要となる地上局アンテナのデジタル化は、軍事ミッションの即応性に影響する。Parsonsが運用を進めるフェーズドアレイ方式は、多目的かつ高密度な衛星運用を支える選択肢となり得る。防衛宇宙市場における地上セグメントへの商用技術の導入例として注目される。
【参照情報】
公式リリース
Parsons Operationally Fields First Phased Array Antenna for Satellite Command and Control
https://www.globenewswire.com/news-release/2026/03/18/3258583/0/en/Parsons-Operationally-Fields-First-Phased-Array-Antenna-for-Satellite-Command-and-Control.html
参照記事
Parsons unveils new satellite antenna aimed at military market
https://spacenews.com/parsons-unveils-new-satellite-antenna-aimed-at-military-market/