【要点】
・英国のスタートアップPulsar Fusionは推進技術「Sunbird」に関する実証の進捗としてfirst plasma達成を発表した。
・同社は排気系でのプラズマ生成・点火を確認したとしており、推進方式の基盤技術の一部を示すマイルストーンと位置付けている。
・発表はMARS Conferenceで紹介されたとしている。
・推進剤としてクリプトンガスを用い、プラズマ生成の安定性確認を行ったとしている。
・電磁場を用いたプラズマの閉じ込め・誘導に関する制御要素の検証を進めたとしている。
・同社は本技術が深宇宙輸送の性能向上につながり得るという見通しを示している。
・エンジンは推進に加え、電力供給を含むシステム設計の可能性にも言及している。
・次段階として推力や排気速度などの計測・評価プロセスへ移行するとしている。
【編集部コメント】
first plasmaは、推進方式の成立に必要な要素の一つであるプラズマ生成・制御に関する到達点として注目される。一方で、実運用に向けては推力水準,効率,連続運転,熱・放射線環境での耐性など、段階的な実証が不可欠となる。今後の定量データの開示と、実証計画の具体化が技術評価の焦点となる。
【参照情報】
公式リリース
In a World’s First, Pulsar Fusion Demonstrates Its “Sunbird” Nuclear Fusion Rocket’s “First Plasma” at MARS Conference Hosted by Jeff Bezos
https://www.globenewswire.com/news-release/2026/03/25/3262529/0/en/In-a-World-s-First-Pulsar-Fusion-Demonstrates-Its-Sunbird-Nuclear-Fusion-Rocket-s-First-Plasma-at-MARS-Conference-Hosted-by-Jeff-Bezos.html
参照記事
UK firm hits first plasma milestone in fusion space propulsion
https://interestingengineering.com/innovation/pulsar-fusion-sunbird-first-plasma-space-propulsion