【要点】
・NTTとスカパーJSATの合弁会社Space CompassはSWISSto12と衛星製造契約を締結した。
・商用の静止軌道(GEO)光データ中継衛星「Space Compass-1」を対象とする契約として発表されている。
・低軌道(LEO)衛星からの観測データをGEO衛星経由で地上へ転送する構想で、光通信の活用を掲げる。
・電波通信と比べた大容量伝送や、データ取得までの時間短縮につながる可能性があるとしている。
・SWISSto12の小型衛星バス「HummingSat」の採用が示されている。
・日本およびアジア太平洋地域での利用を想定し、災害監視や環境分野での活用を見込むとしている。
・打ち上げは2027年末を計画しているとしている。
・本契約は宇宙データ中継ネットワークの商用化に向けた取り組みの一環と位置付けられる。

【編集部コメント】

GEOを用いた光データ中継は、地上局との接続制約を緩和し、観測データの流通を高速化する選択肢として注目される。Space CompassとSWISSto12の契約は、その実装に向けた具体的な調達ステップといえる。今後は、光リンクの運用要件,地上系との統合,サービス提供形態,打ち上げ計画の確度が評価の焦点となる。
【参照情報】
公式リリース
Space Compass & SWISSto12 – GEO Optical Data Relay Satellite Contract
https://swissto12.com/paving-the-way-for-realtime-earth-observation-space-compass-and-swissto12-sign-contract-for-first-commercial-geo-optical-data-relay-satellite/
参照記事
Paving the Way for Real‑Time Earth Observation: Space Compass and SWISSto12 Sign Contract for First Commercial GEO Optical Data Relay Satellite
https://www.businesswire.com/news/home/20260320584108/en/Paving-the-Way-for-RealTime-Earth-Observation-Space-Compass-and-SWISSto12-Sign-Contract-for-First-Commercial-GEO-Optical-Data-Relay-Satellite