【要点】
・オーストラリアのRichard Marles国防相とドイツのBoris Pistorius国防相はキャンベラで会談し、宇宙状況把握(SSA)に関する協力の意向表明書(LOI)に署名した。
・衛星運用を支える宇宙インフラ保護の観点から、妨害や運用阻害を含むリスクへの対応能力を高める狙いが示されている。
・センサーおよび検知器ネットワークの整備・拡大を通じ、宇宙空間での状況把握と早期警戒の能力強化を図る構想が示された。
・情報共有と技術協力を通じ、通信,測位などの衛星サービスの継続性確保に資する枠組みづくりを進めるとしている。
・訪問・協議では宇宙分野に加え、地位協定(SOFA)に関する議論や防衛産業面での連携にも言及があった。
【編集部コメント】
SSAは衛星の安全運用とレジリエンスを左右する基盤能力であり、同盟国間でのセンサー連携と情報共有は実効性を高める手段となる。豪独のLOIは、監視網の整備と協力枠組みを前進させる動きとして注目される。今後は、運用範囲,センサー配置,データ共有手順などの具体化が焦点となる。
【参照情報】
公式リリース
Australia-Germany Defence Satellite Monitoring
https://www.minister.defence.gov.au/statements/2026-03-26/
参照記事
Australia and Germany create space warning system
https://www.azernews.az/region/256259.html