【要点】
・米国宇宙軍(USSF)は即応能力を高める宇宙演習VICTUS DIEMの実施を発表した。
・Lockheed Martinは本演習におけるペイロードの迅速な処理と統合を担うパートナーに選定された。
・攻撃や故障で失われた宇宙資産の代替を迅速に行う「即応型宇宙(TacRS)」の検証を目的とする。
・衛星の準備から打ち上げまでの工程短縮を狙い、従来より短い期間での実施を目指すとしている。
・同社のデジタル統合ツールを活用し、衛星とロケットのインターフェース調整の効率化を図るとしている。
・演習では不意の指令から短時間で打ち上げ準備に移るシナリオを含むとしている。
・Firefly Aerospaceの小型ロケットAlphaとの連携を通じ、運用の機動性を検証する狙いがある。
・USSFは演習成果を踏まえ、TacRS能力の整備を進めるとしている。

【編集部コメント】

宇宙資産の即応的な補完能力は、安全保障上のレジリエンスを高める要素として注目される。Lockheed Martinが担う迅速な統合・処理の仕組みは、衛星や打ち上げ機そのものだけでなく、地上側の運用プロセス最適化を含めた競争領域を示している。今後は、演習で示される実際の所要時間や手順の標準化がどこまで進むかが焦点となる。
【参照情報】
公式リリース
Lockheed Martin Partners with U.S. Space Force for VICTUS DIEM Exercise
https://news.lockheedmartin.com/victusdiem
参照記事
Lockheed Martin partners with US Space Force on rapid payload processing
https://www.spaceconnectonline.com.au/industry/7020-lockheed-martin-partner-with-us-space-force-on-rapid-payload-processing