【要点】
・米国宇宙軍(USSF)が、将来の部隊設計と分析に特化した司令部スタッフ組織「SF/S9(Force Design and Analysis Office)」を2026年4月21日付で設立する方針を示した
・当初構想されていた「Space Futures Command」の代替的な枠組みとして、独立司令部ではなくHQ staffの一部に機能を統合する形を取るとしている
・主な職務として、2040年頃を見据えた将来作戦環境の予測,作戦コンセプトやdoctrine,教訓の開発・検証,15年先の部隊構造・能力要件を定義する「Objective Force」計画の維持,S&T投資の優先順位付けを挙げている
・組織再編として、Space Warfighting Analysis Center(SWAC),space security and defense program,Space Delta 10(doctrine・exercise),Chief Science Officer機能などをSF/S9の監督下に置くとしている
・改編により、意思決定の迅速化やミッション成果を重視した装備・能力整備プロセスの改善を狙うとしている
【編集部コメント】
将来部隊の設計機能をHQ staff内に集約する形は、司令部新設に比べて立ち上げが早く、予算・調達サイクルとの接続もしやすいアプローチです。SWACなど既存の分析・ドクトリン機能を束ねることで、長期ビジョンと短中期の能力整備をどう整合させるかが注目点になります。
【参照情報】
公式リリース
Space Force to Create SF/S9 Force Design and Analysis Office
https://www.spaceforce.mil/news/
参照記事
Space Force to Create Futures-Like Group on HQ Staff
https://www.airandspaceforces.com/space-force-to-create-futures-like-group-hq-staff/