【要点】
・ロシア科学アカデミーは、Chinaと共同で進める国際月面研究ステーション(ILRS)のロシア側セグメント構想を承認し、Roscosmos長官は計画がアクティブ段階に入ったと述べた
・ロシア側報道では、月面極域での安定した電力供給手段として原子力電源の導入が想定されている
・月の極域は日照条件が限られるため、長期的な研究活動や資源利用を支えるには、太陽光以外の継続電源が重要になる
・CNSAはILRSの基本モデルを2035年までに月南極域へ構築する計画を示しており、ロシア側では2030年代前半から半ばに原子力電源インフラを整備する構想が取り沙汰されている
【編集部コメント】
アルテミス計画(米主導)とILRS(中露主導)の競争が、月面での「エネルギー供給能力」の争いへと移行しています。人間を送り込む前に「無人で電源を確保する」という、より実利的なフェーズに入ったと言えるでしょう。
【参照情報】
公式リリース
Russia Lunar Station Nuclear Power Project
https://www1.ru/en/news/2026/04/01/rossiia-usilivaet-pozicii-v-kosmose-odobren-proekt-lunnoi-stancii.html
参照記事
Russia to build nuclear plant for International Lunar Research Station
https://www.msn.com/en-in/news/India/russia-to-build-nuclear-plant-for-international-lunar-research-station/ar-AA20uRHH?apiversion=v2&domshim=1&noservercache=1&noservertelemetry=1&batchservertelemetry=1&renderwebcomponents=1&wcseo=1