【要点】
・米宇宙コマンド(USSPACECOM)は、商業能力を軍事作戦へ統合するための演習シリーズ「APOLLO INSIGHT」の初回を実施した
・演習では、衛星への多様な脅威環境を想定し、商用衛星サービスを含めた運用の柔軟性とレジリエンスを検証した
・参照記事によると、ロシアによる宇宙配備型核兵器の脅威もシナリオの一部として検討され、電磁パルス(EMP)などが衛星システムに与える影響が議論された
・軍用資産が損失した場合に、商用通信・観測衛星へ迅速に機能を移行する体制の有効性が評価された
【編集部コメント】
「宇宙での核爆発」という極端なシナリオまで含めた演習は、宇宙ドメインのリスクが新たな段階に入っていることを示しています。軍単独ではなく、商業プレイヤーとの連携を前提とした防衛体制への移行が加速している点は、今後の宇宙安全保障の大きな転換点と言えるでしょう。
【参照情報】
公式リリース
USSPACECOM executes inaugural APOLLO INSIGHT commercial integration wargame series
https://www.spacecom.mil/Newsroom/News/Article-Display/Article/4451258/usspacecom-executes-inaugural-apollo-insight-commercial-integration-wargame-ser/
参照記事
A Russian space nuke was focus of US wargame, Space Command says
https://www.defenseone.com/threats/2026/04/threat-russias-space-nuclear-weapon-forced-us-prepare-space-command-head-says/412836/