【要点】
・Interstellar Technologiesの小型人工衛星打上げロケットZEROの開発・実証が、文部科学省の「中小企業イノベーション創出推進事業(SBIRフェーズ3)」のステージゲート審査を通過した。
・これにより新たに最大約73.7億円の交付が決まり、累計交付額は最大約154.4億円となる。
・今回の審査では3件中2件がフェーズ3へ移行し、ZEROは飛行実証を含む最終フェーズへ進む。
・ZERO初号機には、国内外の民間衛星7基の搭載が決まっている。
・国内人工衛星の9割以上が海外ロケットに依存する中、国は2030年代前半までに基幹ロケットと民間ロケットを合わせて年間30件程度の国内打上げ能力確保を目標に掲げている。
【編集部コメント】
国内の宇宙輸送が供給不足にある中で、ZEROが飛行実証を含む最終フェーズへ進んだ意義は大きい。今回の交付拡大は、民間ロケット開発が研究段階にとどまらず、商用化を見据えた開発・実証段階へ進んだことを示す動きといえる。今後は量産体制の構築と初号機での実証が、日本の自立的な宇宙アクセス拡大の焦点となる。
【参照情報】
公式リリース
小型ロケットZEROを開発するインターステラテクノロジズ、文部科学省のSBIR事業で新たに最大46.3億円の交付決定
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000065.000043667.html
参照記事
最大約73.7億円を追加交付。インターステラのロケット 「ZERO」 が最終フェーズへ(FINDERS)
https://news.yahoo.co.jp/articles/ff230243513941afb682513e95382c188f6212d8