要点
- Space Forceは、SDAが進めてきたTransport Layerの将来分を、Space Data Network(SDN)backboneの要件へ統合する方針を示した。
- 参照記事によると、Tranche 3向けTransport Layerは予算化されず、必要機能はSDN backboneで満たすと説明された。
- SDN backboneは、以前MILNETと呼ばれていた構想を引き継ぐものとされる。
- 同構想は、proliferated LEO SATCOMの調達枠で進められる。
- Space ForceはSDN backbone立ち上げに向け、reconciliation fundingとして16億ドルを求めている。
- SDNは、センサーと射撃手段の間でデータを迅速に移動させるグローバルな衛星通信ネットワークを目指す。
- 計画には、リレー衛星の調達、地上ゲートウェイ整備、複数ベンダーのアーキテクチャ参加が含まれる。
- 今回の方針転換は、Space ForceがPWSAのTransport Layerに代わるデータ中継基盤を再設計していることを示す。
編集部コメント
SDAのTransport Layerは、米軍の低軌道通信網構想の中核として進められてきました。今回のSDN backboneへの移行方針は、単なる名称変更ではなく、調達枠や運用構想の再整理を伴う動きです。センサー、通信、射撃手段を結ぶデータ基盤をどう構築するかは、今後の宇宙安全保障の実効性を左右する重要テーマになります。
参照情報
一次情報(公式発表、PRサイト等)
SDA Layered Network of Military Satellites now known as “Proliferated Warfighter Space Architecture
参照記事
Space Force shifts from SDA transport layer to new Space Data Network ‘backbone’