【要点】
欧州宇宙機関 ESA と英国宇宙庁 UKSA は、地球観測データを公共サービス向上に役立てる国内プロジェクト5件に対し、合計で約 250 万ポンドの資金提供を決定した。選定されたプロジェクトには、公共インフラの監視を目的とした「CORE」、温室効果ガス排出を衛星で監視する「GHGSat」の取り組み、ならびに自然環境や生物多様性の管理を支援する「THICKET」「FANTOM」「EO4Biodiversity」が含まれる。これらはいずれも、衛星データを使った地表・環境モニタリングや公共の安全管理、環境保全などを念頭に置いたものだ。
【編集部コメント】
この資金提供は、InCubed を通じて衛星データを公共サービスや環境管理に応用するという、ESA/英国の方針を示すものである。特に、インフラ監視やメタン排出量の監視、生物多様性管理といった多様な用途を対象としており、EOデータの社会実装を促進する取り組みとして注目される。これにより、衛星データの商用利用や公共サービス化が一層進み、地球観測分野の産業と社会インフラの融合が加速すると期待される。
【出典情報】
公式リリース
ESA InCubed and UKSA fund five Earth Observation projects:
https://incubed.esa.int/esa-incubed-and-uksa-fund-five-earth-observation-projects/
参照情報(報道)
Electronics Weekly(E-components HK 経由):
https://www.electronicsweekly.com/news/esa-incubed-selects-five-uk-earth-observation-data-projects-2025-11/
WorldNews(WN.com 経由):
https://article.wn.com/view/2025/11/27/ESA_InCubed_selects_five_UK_Earth_Observation_data_projects/
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