【要点】
Orbit Fabは11月24日、欧州宇宙機関(ESA)および英国宇宙庁からの資金支援を受け、電気推進衛星への燃料補給技術を実証する「ASTRAL」プロジェクトを主導すると発表した。計画では、静止軌道の衛星にキセノンを補給する世界初の実証ミッションを2028年までに実施することを目指す。欧州複数企業からなるコンソーシアムが参加し、Orbit Fabは独自の燃料補給ポート「RAFTI」やドッキング機構「GRASP」を活用した技術開発を担当する。軌道上サービスの実用化を視野に、衛星運用の長寿命化と燃料供給インフラ構築の基盤づくりが進められる。

【編集部コメント】
軌道上で燃料を補給できる仕組みは、衛星運用コストの低減とデブリ抑制に寄与する重要技術であり、電気推進を含む次世代衛星の普及を後押しする要素となる。欧州がスタートアップと連携してインフラ開発を進める動きは、商業宇宙分野での競争力強化の一環と位置付けられる。今回の取り組みは、将来の軌道上サービス市場形成に向けた早期の実証として注目される。

【出典情報】
公式リリース
Orbit Fab ? Orbit Fab wins ESA funding to lead “ASTRAL”:
https://www.orbitfab.com/news/orbit-fab-wins-esa-funding-to-lead-astral/

参照情報(報道)
SpaceWatch.Global:
https://spacewatch.global/2025/11/orbit-fab-to-lead-esa-funded-consortium-in-delivering-astral-in-orbit-refueling-project/

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