【要点】
SpaceXは11月28日、テキサス州スターベースでスターシップ用スーパーヘビーブースター「Booster 19(B19)」のスタッキング作業に着手した。報道によると、同社は今月実施した構造圧力試験で先行機「Booster 18(B18)」を失ったばかりだが、原因分析と並行して開発スケジュールを維持し、次型機の製造に移行した。B19は推進剤搭載量を増やすための胴体延長が施された「Block 3」仕様に属し、将来の運用能力向上を見据えた重要な試験機と位置付けられている。また、飛行試験向け機体の準備も進んでおり、生産ラインの継続性が確保されていることが示された。

【編集部コメント】
B18の損失後すぐにB19の組立へ移行した対応は、試験結果を迅速にフィードバックしながら開発を加速させる、同社特有の反復型アプローチを象徴している。Block 3シリーズは将来の高頻度運用や大型輸送を支える基盤となるため、製造工程の確立は計画全体の進展に直結する要素といえる。並行して飛行試験機の準備も進められており、開発と運用を同時に進行させる同社の体制が際立っている。

【出典情報】
公式リリース
なし

参照情報(報道)
NASASpaceFlight:
https://www.nasaspaceflight.com/2025/11/booster-19-stacking-spacex-forward/

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