【要点】
phys.orgの報道によると、スペースXが開発を進める大型ロケット「スターシップ」について、フロリダ州ケープカナベラルからの初打ち上げが最短で2026年中頃に実施可能とみられている。米空軍および連邦航空局による環境影響評価(EIS)の手続きが進展し、宇宙軍基地SLC-37における運用に向けた重要な評価段階を通過したことが背景にある。同社はテキサス・スターベースでの試験飛行を継続しているが、フロリダでの発射能力を確立することで、将来のアルテミス計画や国家安全保障ミッションに対応する打ち上げ体制の強化を図るとしている。

【編集部コメント】
スターシップの打ち上げ拠点がテキサスからフロリダへ拡大することは、運用本格化に向けた重要な転換点である。特にSLC-37は、アポロ計画やデルタIVの運用実績を持つ歴史ある施設であり、この発射台がスターシップ向けに再整備されることは象徴的といえる。月面着陸や軌道上補給を含むアルテミス関連ミッションでは高頻度の打ち上げが求められるため、複数拠点による柔軟な運用体制の確立は、スペースXの信頼性と供給能力を左右する鍵となるだろう。

【出典情報】
公式リリース
なし

参照情報(報道)
phys.org:
https://phys.org/news/2025-11-1st-starship-space-coast-mid.html

Space.com:
https://www.space.com/space-exploration/launches-spacecraft/spacex-can-launch-its-starship-megarocket-from-florida-pad-air-force-says

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