【要点】
宇宙を使ったブロックチェーンインフラを開発する SpaceComputer は11月26日、シードラウンドで1,000万ドルの資金調達を完了したと発表した。主な投資家は Maven11 Capital と Lattice Fund で、Arbitrum Foundation や HashKey なども参加している。調達資金は、専用のセキュア計算ハードウェア「SpaceTEE」を搭載する衛星群の設計・製造および初号機の打ち上げにあてられる予定。この衛星ネットワークを通じて、地球上の管轄に依存しない形でスマートコントラクトや暗号取引の実行が可能な分散型インフラの構築を目指す。
【編集部コメント】
SpaceComputer のような宇宙×ブロックチェーン企業の台頭は、Web3の分散性や耐検閲性を物理空間レベルで追求する新しい潮流を示している。地上ネットワークに依存しない「軌道上コンピューティング」は、金融だけでなくデータ保存・ID管理・分散アプリケーションなど広範な用途に展開可能であり、今後の宇宙インフラとデジタル経済の融合を象徴する取り組みだ。ただし衛星打ち上げ・運用コスト、規制、持続可能性など多くの課題が残る点には留意すべきだ。
【出典情報】
公式リリース
SpaceComputer ? SpaceComputer Raises $10M to Bring Trusted Execution to Orbit:
https://blog.spacecomputer.io/spacecomputer-raises-10m-to-bring-trusted-execution-to-orbit-merge-cryptography-satellites-and-confidential-smart-contracts
参照情報(報道)
The Defiant:
https://thedefiant.io/news/infrastructure/spacecomputer-raises-usd10-million-seed-round
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