【要点】
リトアニアの宇宙企業 Astrolight は11月25日、グリーンランドのヌークで商用光通信地上局の建設に着手したと報じられた。新施設はレーザー通信を用いて、極軌道を周回する衛星と地上を結ぶ高速データリンクを提供することを目的とする。プロジェクトは、現地通信事業者 Tusass との協力のもと、電力・光ファイバーなどのインフラ支援を受けて進められる。北極圏に位置するヌークは極軌道衛星が頻繁に通過することから、地球観測分野を中心に増大する衛星データのダウンリンク需要に対応する拠点として期待されている。
【編集部コメント】
衛星データ量の急増により、従来の電波通信では帯域不足が顕著になりつつある中、光通信インフラの整備はデータ処理能力の強化に直結する。特に極軌道衛星の運用では、高緯度地域に地上局を置くことが効率面で大きな利点となる。グリーンランドでの整備は地理的優位性を最大限に活かす取り組みであり、北極圏における地上局ネットワーク競争において新しい技術軸を示す動きと位置付けられる。
【出典情報】
公式リリース
なし
参照情報(報道)
SpaceNews:
https://spacenews.com/lithuanian-space-company-astrolight-launches-greenland-optical-ground-station-project/
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