【要点】
中国の有人宇宙計画当局によると、宇宙ステーション「天宮」で、CO?と水を用いた人工光合成技術の実証が行われ、酸素とエチレンなど燃料生成に関連する成分の生成が確認された。
報道によれば、実験は神舟19号の乗組員によって実施され、独自開発の触媒装置が常温・常圧で作動する点が特徴とされる。
この成果は、電気分解方式と比較してエネルギー需要を抑えられる可能性があるほか、将来の月面基地や深宇宙探査での資源現地調達(ISRU)技術の基盤として位置付けられている。
本件は2025年1月に公表された内容を基に、同年11月時点の報道で再紹介されたものである。
【編集部コメント】
本成果は、有人拠点に必要となる酸素供給や推進剤確保に向けた技術開発の一環と位置付けられる。
特に、常温・常圧での反応が可能な触媒技術は、エネルギー制約の大きい宇宙環境に適した方式として注目される。
ISRUは各国の探査計画で重要性が高まっており、中国が同分野で研究成果を積み上げている点は、将来の長期滞在型ミッションの実現可能性に関連する動きといえる。
【出典情報】
公式リリース
中国載人航天工程弁公室(CMSA) “我国??二?化??化制??道首???” :
https://www.cmse.gov.cn/xwzx/202501/t20250118_56224.html
参照情報(報道)
ZME Science:
https://www.zmescience.com/science/news-science/rocket-fuel-oxygen-produced-on-china-space-station-rep/
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