【要点】
BlueOriginは11月24日、同社の多目的宇宙機「BlueRing」の初飛行ミッションにおいて、OptimumTechnologies(OpTech)と提携したと発表した。
この合意により、OpTechの次世代光学センサー「Caracal」がBlueRingに搭載され、静止軌道(GEO)における宇宙領域把握(SDA)の実証を行う。
BlueRingはその高い機動力を活かし、宇宙物体の追跡・監視および特性評価を同時に実施する初の完全商用SDAミッションとなる予定だ。
搭載されるCaracalセンサーは、オンボードでの画像保存機能や物体検出アルゴリズムを備え、長期間のミッションに対応する柔軟性を持つ。

【編集部コメント】
本件は、BlueOriginが展開する軌道上サービス「BlueRing」のホスティング(機器搭載)ビジネスが具体的に始動したことを示している。
特に、宇宙軍が重視するSDA(宇宙領域把握)分野において、民間プラットフォームを活用したデータ収集・監視網の構築が進んでいる点は重要だ。
BlueRingは単なる輸送機にとどまらず、軌道上で電力やデータ処理能力を提供する「インフラ」としての地位を確立しつつあり、ScoutSpace社のセンサー同乗も含め、軌道上監視のハブ機能としての潜在能力をアピールする狙いがあるだろう。

【出典情報】
公式リリース
Blue Ring to Become First Fully Commercial Space Domain Awareness Mission in GEO with Optimum Technologies’ Sensor:
https://www.blueorigin.com/news/blue-ring-optimum-technologies-sensor
参照情報(報道)
Satellite Evolution:
https://www.satelliteevolution.com/post/blue-ring-to-become-first-fully-commercial-space-domain-awareness-mission-in-geo-with-optimum-techno

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