【要点】
英国エディンバラに拠点を置くロケット開発企業Skyrora(スカイローラ)は、ウクライナ出身の起業家マックス・ポリアコフ氏から戦略的投資を受けたことを発表した。
ポリアコフ氏は米FireflyAerospaceの創設者として知られ、現在はNoosphereVenturesを率いている。
今回の調達額は非公開だが、Skyroraが開発中の大型ロケット「SkyroraXL」の研究開発、試験、および商用打ち上げプログラムの推進に充てられる。
Skyroraは2025年8月に英民間航空局(CAA)から打ち上げライセンスを取得しており、今回の資金確保により、英国内からの垂直打ち上げ能力の確立と、独自の宇宙アクセス手段の提供を加速させる方針だ。
【編集部コメント】
本件は、米Fireflyを追われたポリアコフ氏が、英国の宇宙セクターで再び主要プレイヤーとして存在感を示したことを意味する。
英国は衛星製造で世界的な地位にあるものの、自国領土からの打ち上げ手段を持たないことが長年の課題であった。
VirginOrbitの撤退以降、Skyroraへの期待は高まっており、ポリアコフ氏の資金と知見は、英国が悲願とする「主権的な宇宙アクセス」を実現する上で強力なブースターとなるだろう。
また、ウクライナと英国の宇宙産業における結びつきが強化された点も地政学的に興味深い。
【出典情報】
公式リリース
なし
参照情報(報道)
Modern Diplomacy:
https://moderndiplomacy.eu/2025/11/28/ukrainian-entrepreneur-max-polyakov-backs-skyrora-in-major-uk-space-investment/
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