【要点】
インドの民間宇宙開発企業SkyrootAerospaceは11月28日、事業拡大に向け近い将来に1,000カロールルピー(約100億ルピー)規模の設備投資(CAPEX)を行う計画を明らかにした。
報道によると、ハイデラバードで開催された同社の新統合施設「InfinityCampus」の開所式典において、共同創業者兼COOのナガ・バラス・ダカ氏が表明したものである。
この投資は、迅速かつオンデマンドなロケット打ち上げ能力を確立し、世界市場での競争力を高めることを目的としている。
同式典にはナレンドラ・モディ首相が出席し、同社が開発したインド初の民間商業ロケット「Vikram-1」を公開した。
CEOのパワン・チャンダナ氏は、同ロケットを今後2ヶ月以内に打ち上げる準備が整っていると述べた。

【編集部コメント】
Skyrootによる100億ルピー規模の投資計画とモディ首相の施設訪問は、インドの宇宙産業が「官主導」から「官民連携」へと構造転換しつつあることを象徴している。
特に、Vikram-1の実戦投入が目前に迫っている点は、インドが世界の小型衛星打ち上げ市場において、コスト競争力を持つ有力なプレイヤーとして台頭する可能性を示唆する。
政府の宇宙改革政策(IN-SPACe等)が具体的な民間投資として結実し始めた事例として、業界内外から注目される動きである。

【出典情報】
公式リリース
PM inaugurates Skyroot’s Infinity Campus in Hyderabad via video conferencing:
https://www.pmindia.gov.in/en/news_updates/pm-inaugurates-skyroots-infinity-campus-in-hyderabad-via-video-conferencing/
参照情報(報道)
The Hans India:
https://www.thehansindia.com/business/skyroot-lines-up-rs-1k-cr-capex-to-firm-up-ops-1026852
Press Trust of India (PTI):
https://www.ptinews.com/story/national/skyroot-to-invest-rs-1-000-cr-to-enhance-capabilities-to-launch-vikram-i-in-2-months/3136470

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