【要点】
オーストラリア・ジーロングを拠点とするディープテック・スタートアップ「SpaceCo-Lab」は、ベンチャーキャピタルAntlerからプレシード資金を調達したことを明らかにした。
同社は、次世代の安全な通信インフラとして期待される「量子通信」分野における技術的課題の解決に取り組んでいる。
創業チームには、オーストラリア初の商業宇宙港開発を主導したカーリー・スコットCEOと、元ホワイトハウス国家安全保障会議(NSC)ディレクターのアムリット・バギアCOOという、宇宙産業および安全保障政策に精通した強力なメンバーが名を連ねている。
今回の資金調達により、研究開発体制を強化し、量子通信技術の実用化と市場投入を加速させる方針だ。

【編集部コメント】
本件は、単なるスタートアップへの投資という枠を超え、米豪の安全保障協力(AUKUS等)を背景とした戦略的な技術開発の側面がうかがえる。
CEOの産業界での実行力と、COOの米国家安全保障分野での知見という組み合わせは、機微な技術である量子通信を社会実装する上で極めて強力なアセットとなるだろう。
量子暗号通信などの技術は、将来的な防衛・金融インフラの核心となるため、同社の動向はオーストラリアのテック主権確立の観点からも注目に値する。

【出典情報】
公式リリース
なし
参照情報(報道)
Business News Australia: なし

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