【要点】
宇宙推進システム開発を手掛けるDawnAerospaceと、軌道上サービスを提供するCosmoServeSpaceは、宇宙空間での燃料補給能力を強化するための戦略的覚書(MOU)を締結した。
11月24日の発表によると、この提携はCosmoServeが開発する軌道上サービス機に、Dawn製の推進システムおよび燃料補給インターフェースを統合することを目的としている。
両社は、亜酸化窒素とプロピレンを用いるDawn独自のグリーン推進剤を活用し、軌道上で安全かつ効率的な燃料補給ソリューションの構築を目指す。
これにより、衛星の運用寿命延長や軌道変更能力の向上が可能となり、柔軟で持続可能な宇宙インフラの実現に寄与する。
両社は今後、技術的な適合性評価を進め、将来の商用ミッションでの実証を目指して協力を深める方針だ。
【編集部コメント】
軌道上サービス(OSAM)市場において、燃料補給技術の標準化は競争力の源泉となる重要な要素である。
特にDawnが推進するグリーン推進剤は、従来のヒドラジンに比べて毒性が低く取り扱いが容易であるため、地上および軌道上での運用コストを大幅に低減できる可能性がある。
今回の提携は、単なる技術実証にとどまらず、将来的な「宇宙のガソリンスタンド」網の構築に向けた、推進系メーカーとサービス事業者の具体的なアライアンスとして位置付けられる。
【出典情報】
公式リリース
なし
参照情報(報道)
SatNews:
https://news.satnews.com/2025/11/24/dawn-aerospace-cosmoserve-space-sign-strategic-mou-to-advance-in-space-refueling/
SmallSat News:
https://smallsatnews.com/2025/11/24/dawn-aerospace-cosmoserve-space-sign-strategic-mou-to-advance-in-space-refueling/
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