【要点】
中国は2025年11月25日、無人の神舟22号を酒泉衛星発射センターから長征2Fロケットで打ち上げた。
中国有人宇宙機関(CMSA)によると、打ち上げ約3時間40分後に天宮の天和コアモジュール前方ポートへドッキングした。
今回の打ち上げは、中国の有人宇宙計画で初の緊急打ち上げと位置付けられる。
背景として、神舟20号が宇宙デブリの影響を受け窓に亀裂が生じたと報じられている。
CMSAは緊急計画を発動し、約20日でバックアップ機の準備と打ち上げに至ったとしている。
神舟22号には食料や医療品、亀裂対応の機材、宇宙ステーション用の予備部品などを搭載した。
同機は今後、神舟21号クルーの帰還機としても運用される予定だ。
【編集部コメント】
宇宙ステーション運用では、機体損傷などの不測事態に備えたバックアップ機と迅速な統制が不可欠である。
本件は、有人計画の安全優先方針と「打ち上げ機を常時待機させる」冗長運用を実運用で示した事例と位置付けられる。
報道では、緊急時の相互支援を見据え、国際的なドッキング規格の整合性が課題になり得る点も示唆された。
【出典情報】
公式リリース
公式リリースなし
参照情報(報道)
Tert.am:
https://tert.am/en/news/2025/11/25/space%20station/4251124

Global Times:
https://www.globaltimes.cn/page/202511/1349052.shtml

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