【要点】
ST Engineeringは、UAEが推進するSAR衛星コンステレーション「Sirb」向けに最初の衛星を供給する契約を締結したと発表した。
同社は商用SAR衛星NeuSARの技術を基盤とし、高解像度観測が可能なレーダー衛星の設計、製造、打ち上げを担当する。
Sirb計画はUAE宇宙庁が主導し、全天候での地球観測能力を確保することを目的とした国家プロジェクトである。
報道によると、同衛星群は環境監視、都市管理、防衛分野など幅広い用途での活用が想定されている。
今回の契約は、アジア企業が中東の大規模宇宙開発に参画する例として注目されている。
【編集部コメント】
本件は、小型SAR技術を商用化してきたST Engineeringが国際市場で存在感を示した事例として位置付けられる。
SAR衛星は天候や昼夜に左右されない観測能力を持ち、中東地域でも需要が急増している。
UAEが光学衛星に加えてレーダー観測能力の拡充を図る背景には、持続的なインフラ整備や安全保障上の要請があると考えられる。
計画初号機の受注は、今後のコンステレーション展開に向けた重要な基盤形成となる。
【出典情報】
公式リリース
ST Engineering:
https://www.stengg.com/en/newsroom/news-releases/st-engineering-selected-to-support-uae-space-ambitions/

参照情報(報道)
Satellite Today:
https://www.satellitetoday.com/imagery-and-sensing/2025/11/25/st-engineering-to-build-sar-satellite-for-uae-program/

SatellitePro ME:
https://satelliteprome.com/news/st-engineering-chosen-to-deliver-sar-satellite-for-uaes-sirb-constellation/

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