【要点】
・報道によるとNROはHawkEye 360に対し23か月の追加資金を付与し、商用RFシグナルインテリジェンス(商業衛星で電波発信源を検出・位置推定する情報)の提供と分析支援を拡大する。
・資金はNROのCSPO(Commercial Systems Program Office、商業データ調達を担う組織)を通じて提供されるとされる。
・同社は既存の協力関係が2022年1月に始まったとしており、今回の延長はその取り組みを拡張する位置付けだ。
・拡張内容には、専用の衛星能力の提供や追加の信号・周波数帯の収集が含まれると報じられている。
・AI(人工知能)を分析工程に組み込み、RF(無線周波数)の解析速度と発信源の位置推定精度の向上を図る方針が示された。
・支援対象の任務はEUCOM(米欧州軍の統合司令部)関連活動や即応態勢、セキュリティ支援に結び付くとされる。
・報道によるとCSPOは同時期に商用レーダー分野でも複数社の契約延長を実施しており、商用ISR(情報・監視・偵察)を継続的に統合する方針を示している。
【編集部コメント】
本件はNROがCSPOを通じて商用ISRを取り込み続ける取り組みの一環として位置付けられる。
RF分野のHawkEye360に23か月の延長を与える一方、レーダー分野でも複数社の延長が報じられており、データ種別ごとの実証と運用統合を並行させる調達モデルが継続している。
【出典情報】
公式リリース
NRO Selects HawkEye 360 to Advance Tactical RF Data and Analytics Capabilities:
https://www.prnewswire.com/news-releases/nro-selects-hawkeye-360-to-advance-tactical-rf-data-and-analytics-capabilities-302631826.html
参照情報(報道)
SpaceWar.com:
https://www.spacewar.com/reports/NRO_extends_HawkEye_360_deal_for_tactical_RF_data_and_analytics_support_999.html
Breaking Defense:
https://breakingdefense.com/2025/12/nro-extends-contracts-for-4-providers-readies-new-acquisition-approach/