【要点】
・アンテナ技術企業のLeankonは、次世代の衛星IoTデバイス向けに超小型Lバンドアンテナ「LK1850201」を発表した。
・新製品のサイズは3.2×1.6×0.5mm、重量は$0.01text{g}$以下と極めて小さく、スペースに制約のあるモバイル機器への搭載に適している。
・対応周波数は$1610text{MHz}text{から}1680text{MHz}$で、イリジウム、グローバルスター、インマルサットなどの主要な衛星通信ネットワークと接続可能である。
・超小型ながら$65%以上の放射効率と1.6text{dBi}$のピーク利得を実現し、全方向への均一な信号送受信が可能であるとされる。
・表面実装部品(SMD)として設計されており、自動化された製造ラインでプリント基板(PCB)へ容易に組み込むことができる。
・主な用途として、アセットトラッキング(資産追跡)、海事・航空安全システム、軍事・政府向けのセキュア通信などが想定されている。
・報道によると、開発者は評価用ボードを利用して迅速なプロトタイピングが可能であり、製品の市場投入期間の短縮に寄与する。
【編集部コメント】
衛星IoTの普及において、端末の「サイズ」と「コスト」は長年のボトルネックでした。
今回発表されたアンテナは、米粒ほどのサイズで主要なLバンド衛星網に対応しており、ウェアラブル端末や小型ドローンなど、これまで搭載が難しかった機器への衛星通信機能の実装を可能にします。
特に、汎用的なSMD部品として扱える点は量産効果を高め、衛星IoTのエコシステム拡大を加速させる重要な技術的進歩と言えます。
【出典情報】
公式リリース
L Band SMD Satellite Antenna Center Mount:
https://www.leankon.com/product/l-band-antenna-satellite-antenna/
参照情報(報道)
Satellite Evolution Group:
https://www.satelliteevolution.com/post/leankon-introduces-ultra-small-l-band-satellite-antenna-for-next-gen-sat-iot-devices