【要点】
・中国有人宇宙局(CMSA)は、現在宇宙ステーションに滞在中の神舟21号乗組員が数日以内に初の船外活動(EVA)を行うと発表した。
・乗組員は2025年11月1日にステーション複合体へ入室して以来、先行する神舟20号乗組員との交代任務を完了させている。
・これまでにプラットフォームの保守、緊急物資の検査と整理、および生命維持や健康管理に関するタスクが遂行された。
・当局によると、システム全体の緊急圧力訓練や、ロボットアーム(船外作業を支援する機械腕)の操作に関する軌道上訓練も実施済みである。
・割り当てられた宇宙科学実験は順調に進捗しており、乗組員の健康状態も良好であると報告されている。
・報道によると、後続の宇宙船(原文では神舟22号と記述)の到着を受けて、新たな物資の整理やテストも行われた。
・CMSAは宇宙ステーションの運用が円滑であり、船外活動を実施するための最適な条件が整っていると強調した。
【編集部コメント】
神舟21号ミッションにおける最初の船外活動は、長期滞在における乗組員の作業能力とステーションの機能維持を確認する重要なマイルストーンとなる。
11月の到着から約1ヶ月での実施は、定常運用フェーズにおける標準的なスケジュールの一環と位置付けられる。
なお、報道原文にある「神舟22号の到着」という記述は、文脈上の「物資整理」という内容から貨物船の誤記である可能性が高いが、ステーションへの補給体制が維持されていることを示唆している。
【出典情報】
公式リリース
神舟二十一号航天员乘组将于近日择机实施第一次出舱活动:
https://www.cmse.gov.cn/xwzx/202512/t20251204_57154.html
参照情報(報道)
Xinhua:
https://english.news.cn/20251204/8417fdc92c67419592057e412cbb5e6f/c.html