【要点】
・イスラエルの宇宙スタートアップMoonshot Spaceは、電磁加速を用いた極超音速の打上げ・輸送コンセプトを公表した。
・同構想は、地上の電磁加速装置でカプセルを加速し、軌道投入や軌道上補給などの宇宙物流に活用することを目的とする。
・電磁加速システムは、複数のコイル等で物体を段階的に加速する方式とされ、推進剤に依存しない打上げの選択肢を目指す。
・報道によると、同社は資金調達で1,200万ドル超を確保し、装置・カプセルの開発を進めている。
・報道によると、構想の用途には、軌道上での燃料や物資の補給などの「軌道上サービス(宇宙空間で衛星や機器を支援するサービス)」が含まれる。
・報道によると、同社は軌道上サービス関連企業との協業に向け、D OrbitおよびOrbit Fabと事業協議を進めている。
・報道によると、同システムは宇宙物流に加え、地上での極超音速試験を高頻度・低コストで実施する基盤としての活用も視野に入れる。
【編集部コメント】
電磁加速による打上げや高速度試験の構想は、推進剤依存を下げてコストと頻度の改善を狙う新潮流に位置付けられる。
宇宙物流や軌道上サービス需要の拡大を背景に、地上インフラ型の新方式が提案される動きが続いている。
一方で本件は構想段階の要素も多く、技術実証と事業化の進展が今後の焦点となる。
【出典情報】
公式リリース
なし
参照情報(報道)
The Jerusalem Post:
https://www.jpost.com/defense-and-tech/article-876845
SpaceWatch.GLOBAL:
https://spacewatch.global/2025/12/moonshot-raises-12m-to-develop-an-electromagnetic-launch-and-hypersonic-test-platform/