【要点】
・2025年12月9日(米東部時間)、ロケットラボはKAIST向け専用ミッションを24時間以内に前倒しすると発表した。
・ミッション名は「Bridging The Swarm」で、打上げは2025年12月11日(UTC)以降に設定され、打上げウィンドウはNZDTの12月11日13:45(UTC 00:45)に開くとされた。
・打上げはニュージーランドのLaunch Complex 1から行われ、ロケットはElectron(小型衛星を軌道へ投入する小型ロケット)を使用するとされた。
・投入予定の衛星はNEONSAT-1Aで、高解像度の光学カメラ(可視光などで地表を撮像する観測装置)を搭載し、朝鮮半島周辺の自然災害監視を目的とすると報じられた。
・NEONSATは衛星コンステレーション(複数衛星を連携運用する方式)を構成し、太陽同期軌道(同じ地方時に上空を通るよう設計された地球観測向けの軌道)で2つの軌道面を形成すると説明された。
・ロケットラボは、NEONSAT-1を2024年4月のElectronミッションで投入済みで、NEONSAT-1Aは能力検証と運用有用性の向上を通じて将来の衛星群化につなげる位置付けだとした。
・NEONSAT計画はSaTReC、Satrec Initiative、KARIなどの連携で進められ、韓国の科学技術情報通信部(MSIT)が資金を拠出し、韓国航空宇宙庁(KASA)が監督するとされた。
・同社は本ミッションが2025年のElectron打上げ19回目に当たる見込みで、続けてJAXA向け「RAISE and Shine」(12月13日NZDT以降)をLaunch Complex 1から実施予定だと公表した。
【編集部コメント】
本件は、同一射場・同一機種で打上げ計画を短期間に組み替える運用を示した事例である。韓国の地球観測計画と日本の技術実証衛星打上げを連続運用する流れの一部として位置付けられる。
【出典情報】
公式リリース
Rocket Lab Brings Forward Earth Observation Launch for KAIST, Liftoff Scheduled for Tomorrow
参照情報(報道)
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