【要点】
・米空軍のイノベーション推進組織「AFWERX」は、Vaya Space社を123万ドル規模の契約先に選定しました。
・この契約は、中小企業革新研究プログラム(SBIR:政府が有望な新興企業の技術支援を行う制度)のフェーズ2(試作機の開発や性能実証を行う段階)として実施されます。
・開発の対象は、極超音速(音速の5倍を超える速度)飛行を支える「ハイブリッド燃料ラムジェット」エンジンの高度化です。
・対象となるエンジンは、出力を自在に制御できるスロットル機能や、飛行中の再点火が可能な特性を備えています。
・Vaya Space社はフロリダ州を拠点としており、リサイクルプラスチックを燃料に活用する独自の特許技術を保有しています。
・2025年12月の報道によると、同社はこの資金を活用して極超音速ミサイル向け推進システムのプロトタイプ開発を加速させる予定です。
・米空軍研究所(AFRL)は、民間企業の柔軟な発想を取り入れることで、技術の実用化スピードを向上させる狙いがあります。
・本プロジェクトは、米国が極超音速領域における技術的な優位性を確保するための重要なステップとして位置付けられます。
【編集部コメント】
極超音速兵器の開発競争が激化する中、米軍は民間スタートアップの革新的な技術の取り込みを急いでいます。
VayaSpaceの技術は、低コストで環境負荷が低く、出力を自在に制御できる点が強みです。
本契約は、国防総省が掲げる適応力の高い兵器システム構築に向けた、重要な一環として位置付けられます。
VayaSpaceの「ボルテックス・ハイブリッド・エンジン」は、リサイクルプラスチックを燃料に使用し、エンジンの停止や再着火、推力調整を自在に行える点が革新的です。

HybridRocketEngineswithVayaSpaceこの動画では、VayaSpaceのエンジニアがハイブリッドロケットエンジンの基本構造や、3Dプリンティング技術を活用した製造の簡素化について詳しく解説しています。
VayaSpace:Actually,itISRocketSciencePodcast-YouTube
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【出典情報】
公式リリース
Vaya Space Selected for $1.2M AFWERX Phase II Contract to Advance Hypersonic Propulsion
参照情報(報道)
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