【要点】
・2025/12/11にエチオピアで「Addis Space Forum 2025」が開催され、平和・開発・繁栄に向けた大陸連携強化をテーマに掲げたと報じられた。
・報道によると、会場はアディスアベバのエリリー国際ホテルで、アフリカの宇宙外交(宇宙分野の国際協力・交渉)を扱う場として位置付けられた。
・エチオピアの宇宙科学・地理空間研究所(SSGI)の副長官Yeshurun Alemayehuが、協力拡大や宇宙ガバナンス(宇宙活動のルール作り・運用)での主導を強調した。
・同副長官は、アフリカが国際宇宙社会で能力と貢献を示す段階にあるとの趣旨を述べ、連携を通じた役割強化を訴えた。
・宇宙技術の活用分野としてスマートシティや食料安全保障が挙げられ、アフリカ連合のAgenda 2063(長期開発目標)やSDGsとの関係が言及された。
・UNECA(国連アフリカ経済委員会)の担当者Andre Nonguiermaが、宇宙を社会経済・安全保障に資する戦略資産と位置付け、域内協調の必要性を述べた。
・同氏は、アフリカ宇宙機関の設立に触れつつ、活動のさらなる調整が必要だとし、将来的な「アフリカ宇宙ステーション」(人が滞在できる宇宙施設)構想にも言及した。
・IFA(Institute of Foreign Affairs)の副長官Abdi Zenebeは、アフリカの宇宙外交での発信が分散していると述べ、アディスアベバを対話と協力の常設拠点にする考えを示した。
【編集部コメント】
報道では、エチオピアは宇宙科学機関と外交基盤を組み合わせ、アフリカの宇宙政策協調を進める場をアディスアベバに定着させたい意向を示した。域内能力の伸長を背景に、協力枠組みやルール形成を議論する「宇宙外交」の重要性が強調された。
エチオピアの首都アディスアベバはアフリカ連合(AU)の本部所在地であり、2025年12月には「アディス宇宙外交フォーラム(AddisSpaceDiplomacyForum)」が開催されるなど、同国は「アフリカの宇宙外交ハブ」としての地位を確立しようとしています。
【出典情報】
公式リリース
参照情報(報道)
Ethiopian News Agency(ENA)
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