【要点】
・2025年12月11日の報道によると、NASA、ESA、JAXA、CSAが恒久的な月面拠点の実現に向けた共同構想を掲げた。
・報道は、拠点候補を月の南極域とし、長時間日照域と永久影(太陽光が当たらず低温が保たれる領域)のクレーターにある水氷資源の利用を想定した。
・報道は、ISRU(現地資源利用:月の資源を採取・加工して水・酸素・推進剤を得る)を持続的な滞在の鍵と位置付けた。
・報道は、月周回拠点Gateway(地上と月面の中継点となる月周回ステーション)を補給・滞在의 基盤として活用するとした。
・報道は、2020年代後半に貨物ミッションを増やし、2030年代初頭に交代制の滞在へ移行する段階計画を示した。
・NASAの公式情報では、Gatewayの中核としてPPE(電力・推進モジュール)とHALO(居住・物流モジュール)が建造される計画が示されている。
・NASA/ESAの公式情報では、欧州がI-Hab(居住モジュール)とESPRIT(燃料補給・通信などの支援モジュール)の提供を通じてGatewayに参加する計画が示されている。
・カナダ宇宙庁の公式情報では、Canadarm3(遠隔操作ロボットアーム)をGatewayに提供する計画が示されている。
【編集部コメント】
月面での長期滞在は、Artemis計画で進む月周回拠点Gatewayと、南極域での資源利用を組み合わせて実現を図る枠組みに位置付けられる。国際宇宙ステーションで培った分担モデルの延長線上にある一方、報道で示された構想は合意形態や資金計画の開示が限定的で、今後の公式発表が重要となる。
アルテミス計画では、2025年以降の月面着陸を経て、月南極域に有人活動拠点「アルテミス・ベースキャンプ」を建設する構想が進んでいます。
【出典情報】
公式リリース
Gateway Space Station
参照情報(報道)
Zoom Bangla News