【要点】
・2025/12/10の報道によると、米Blue Originは宇宙向けAI(人工知能)データセンター(サーバーを集約する施設)に必要な技術を1年以上開発しているとWSJが報じた。
・WSJは関係者の話としており、Blue Originはコメント要請に直ちに応じず、Reutersは独自に検証できないとしている。
・軌道上データセンター(地球周回軌道で計算処理やデータ保存を行う構想)は、地上の施設が電力と冷却用の水を大量に要することを背景に関心が高まっているという。
・報道によると、ベゾス氏は2025年10月に、ギガワット級의 データセンターが10〜20年で軌道上に建設され、連続的な太陽光を活用して地上型より競争力を持つ可能性に言及した。
・同報道では、競合の米SpaceXがStarlink(低軌道の通信衛星網)の改良型でAI計算用ペイロード(搭載機器)を運用する案を計画しているとされる。
・WSJは、SpaceXがこの構想を株式持分売却の説明資料に含め、企業価値が最大約8,000億ドルとされる取引の議論があると伝えた。
・Reutersは、SpaceX側が評価額に関する一部報道を不正確だとして退けたとの既報にも触れ、宇宙インフラとAI計算の接点が注目されているとまとめた。
【編集部コメント】
地上データセンターの電力・冷却負荷を背景に、計算資源を宇宙へ分散する構想が報道で取り上げられている。本件は打上げ能力を持つ企業が新たな宇宙インフラ需要を模索する動きとして位置付けられる。
【出典情報】
公式リリース
なし
参照情報(報道)
Reuters
The Wall Street Journal