【要点】
・スペースコタンは2025年12月、北海道大樹町でロケット打上げに向けた気象データの収集を開始した。
・この取り組みは、宇宙戦略基金(宇宙分野の技術開発を支援する基金)のフェーズ1テーマの一つに位置付けられる。
・目的は、発射場・宇宙港での高頻度打上げに必要な高精度の気象予測技術を開発することだ。
・2025年11月に、高さ30mの風観測塔と複数の地上気象観測機器を設置した。
・観測塔では、風向・風速・乱流(風の乱れ)などを計測するセンサーでデータを取得する。
・収集したデータは解析し、打上げ可否判断に直結する発射場周辺の気象予測の高度化に活用する計画だ。
・報道によると、観測の本格化により、運用面での打上げ計画の確度向上が期待されている。

【編集部コメント】
ロケット打上げの可否は、発射場周辺の風や乱流など局地的な気象条件に大きく左右される。宇宙戦略基金の枠組みで地上観測と予測モデル整備を進める動きは、国内宇宙港の運用信頼性を高め、高頻度打上げの基盤整備の一環として位置付けられる。

【出典情報】
公式リリース
Meteorological Data Collection Begins in Taiki Town to Advance Launch Weather Forecasting
参照情報(報道)
The Japan Times