【要点】
・2025年12月9日、中国は長征4号Bロケットで遥感47号(Yaogan-47)を酒泉衛星発射センター(中国北西部)から打ち上げ、所定軌道への投入に成功した。
・打ち上げ時刻は北京時間11時41分で、報道によると衛星はあらかじめ設定された軌道に入った。
・遥感47号はリモートセンシング衛星で、遠隔探査(地表からの反射光や熱などを測り、地表状況を把握する手法)に用いられる。
・報道によると、主用途は国土調査、都市計画、道路網設計、作物収量の推定、環境管理、防災・減災である。
・中国航天科技集団(CASC)傘下の中国航天科技集団五院(CAST)が衛星の総合開発を担ったと報じられた。
・公式発表によると、長征4号Bは3段式の液体推進剤ロケットで、太陽同期軌道(毎回ほぼ同じ太陽角で観測できる軌道)への投入能力を持つ。
・この打ち上げは長征ロケットシリーズの通算614回目の飛行に当たると伝えられた。
【編集部コメント】
国土管理や災害対応では、観測データを継続的に得られる地球観測衛星が政策実務を支える基盤となる。今回の遥感47号は、都市計画や農業、環境管理など行政用途を想定した運用として位置付けられる。
【出典情報】
公式リリース
长四乙火箭成功发射遥感四十七号卫星
参照情報(報道)
China Daily
People’s Daily Online