【要点】
・2025/12/08、SpaceXはケネディ宇宙センターの打上げ施設LC-39AからFalcon 9でStarlink衛星29機(Starlink 6-92)を打ち上げた。
・打上げ後、Falcon 9の第1段ブースターB1067は分離して帰還し、大西洋上の自律型ドローン船Just Read the Instructions(無人の洋上着陸台)へ着陸した。
・報道によると、B1067の着陸は同ブースターの32回目で、Falcon 9第1段の再使用回数として記録を更新した。
・第2段は飛行を継続し、約1時間後に衛星を低軌道LEO(高度2,000km以下の低軌道)へ分離したと報じられた。
・Spaceflight Nowは、今回の投入によりSpaceXが2025年に打ち上げたStarlink衛星の通算が3,000機に到達したと伝えた。
・Space.comは、SpaceXがFalcon 9第1段を最大40回運用する目標を掲げており、今回の32回目の再使用がその取り組みの一例だと報じた。
・Starlinkは衛星インターネット網(通信衛星によるブロードバンド提供)で、継続的な衛星投入によりサービス提供範囲の拡大を図る。
【編集部コメント】
第1段の32回目回収は、再使用を前提にした運用を定常化し、打上げ頻度の維持とコスト効率の改善を重視する同社方針の中で重要な到達点に当たる。Starlinkの継続投入と合わせ、輸送と量産の両面の運用能力が示された。
【出典情報】
公式リリース
Starlink Mission(Starlink 6-92)
参照情報(報道)
Space.com
Spaceflight Now