【要点】
・報道によると、ノースロップ・グラマンとIHIエアロスペースは宇宙および安全保障用途の推進技術で協力可能性を探る覚書(MOU、協力検討の合意文書)を結んだ。
・両社は推進システム開発と先端製造(高度な製造プロセス)に関する知見を持ち寄り、将来の共同活動につなげる方針だと報じられた。
・報道によると、この協力は固体ロケットモーター(固体燃料を燃やして推力を得る推進装置)技術の発展を視野に含む。
・公式発表によると、覚書はIHIエアロスペースの並木史晴社長とノースロップ・グラマンの日本担当幹部リサ・ブラウン氏が署名した。
・公式発表によると、推進技術を国際的に発展させることを目的としており、具体の装備・計画名などは示していない。
・報道によると、現時点では共同開発の範囲や契約規模などの詳細は明らかにされていない。
・今回の覚書は、日米企業が防衛・宇宙の両領域で技術連携を検討する枠組みとして位置付けられる。
【編集部コメント】
推進系は衛星運用や打上げの中核で、安定供給と製造能力が政策・産業基盤の論点になりやすい。日米企業が推進と先端製造で協業を検討する動きは、宇宙・防衛の相互運用性や調達多様化の一環として整理できる。
2025年12月、日本のIHIエアロスペースと米国のノースロップ・グラマンは、宇宙および安全保障分野における推進技術の高度化に向けた協力関係を築くための覚書(MOU)を締結しました。この提携は、両国が培ってきた固体ロケットモーター技術や高度な製造能力を組み合わせ、日米同盟の強化とともに、グローバルな需要に応える革新的な推進ソリューションの創出を目指すものです。
【出典情報】
公式リリース
Northrop Grumman and IHI AEROSPACE Collaborate to Advance Global Propulsion Technology
参照情報(報道)
Space Connect