【要約】
・コロラド鉱山大学の学生が、宇宙資源採掘向けの掘削機プロトタイプ「トレンチャー」を開発した
・このプロジェクトは同大学の支援プログラム「Protofund」により資金と技術支援を受けた
・主要開発者は宇宙資源学修士課程のAdam Solovay氏である
・「トレンチャー」はV字型パドルを用いた連続掘削機構を採用している
・報道によると、仕組みは農業用コンバインに似ており、月面レゴリス(表面土壌)を効率的に収集できるという
・装置は低重力環境でも軽量車両で十分な掘削力を発揮することを目指している
・月面の水、酸素などの資源を採取し、ロケット燃料や生命維持に必要な資源確保を意図している
minesnewsroom.com

【編集部コメント】

本件は、宇宙資源利用(ISRU)技術の基礎となる掘削メカニズムのプロトタイピング事例と位置付けられる。宇宙環境に適した掘削装置の設計・試作は、月面レゴリスからの資源回収に向けた初期段階プロセスの重要要素であり、大学支援プログラムによる資金面・技術面のバックアップは、産学連携による技術育成の好例である。こうしたプロジェクトは、将来の宇宙資源活動に向けた技術基盤形成に寄与するものと考えられる。

【出典情報】

公式リリース
[ProtoFund-Powered: Student passion project envisions trencher for space mining]:
https://www.minesnewsroom.com/news/protofund-powered-student-passion-project-envisions-trencher-space-mining

参照情報(報道)
[XenoSpectrum]:

Besxar、SpaceXと組んで宇宙での次世代半導体素材製造を目指す:わずか10分で帰還するその狙いは宇宙の「真空」にあった