【要約】
・Deep Space Energyは、NATOの防衛イノベーションアクセラレーター(DIANA)の支援対象として選出された。
・DIANAは、NEXT-GEN防衛・安全保障技術の加速支援を目的としたNATOのプログラムである。
・Deep Space Energyが選ばれたのは「Resilient Space Operations(宇宙での耐障害性運用)」部門である。
・同社には初期として10万ユーロの助成金が提供されるほか、進展次第で最大30万ユーロまで増額可能とされる。
・選出企業は、メンタリングと欧米の200以上の試験施設へのアクセス権を得られる。
・Deep Space Energyは、放射性同位体を利用した宇宙用電源技術を開発中であり、月面の長い夜間条件下での電力確保を目的としている。

【編集部コメント】
本件は、NATOが宇宙環境での耐障害性や自律性強化を見据えた技術開発支援を進める動きの一環である。特にDeep Space Energyの放射性同位体電源技術は、昼夜が極端に長い月面などでの電力確保の課題に応えるものとして注目される。ラトビア企業が選出されたことは、同国の宇宙技術エコシステムの国際的評価を高める契機となる可能性がある。

【出典情報】
公式リリース
ラトビア宇宙技術公式ニュース(Deep Space Energy の NATO DIANA 支援獲得):
https://latviaspace.gov.lv/en/news-events/latvian-startup-receives-support-from-the-nato-diana-innovation-programme/

参照情報(報道)
LSM.lv: https://eng.lsm.lv/article/society/defence/12.12.2025-next-stop-the-moon-first-latvian-startup-receives-nato-innovation-support.a626212/