【要約】
・Space Leasing International(SLI)は、AscendArcと静止軌道(GEO)衛星2基の購入およびリースバックに関する基本合意(HoA)を締結したと報じられた。
・取引総額は約2億ドル規模とされ、衛星は2028年後半の打ち上げを予定している。
・AscendArcの「Micro-GEO」は、Kaバンド通信に対応した小型静止衛星で、従来型に比べ低コストかつ短納期での製造を特徴とする。
・SLIは衛星を保有した上で通信事業者などにリース提供し、利用側の初期投資負担を軽減するモデルを採用する。
・この仕組みは、航空機リースに近い形で衛星利用を可能にする点が特徴とされる。
・AscendArcにとって本件は、2025年9月のKT SAT受注に続く大型契約となる。
【編集部コメント】
本件は、静止衛星分野において「保有から利用へ」というビジネスモデル転換を示す動きの一環と位置付けられる。従来は数億ドル規模の先行投資が参入障壁となっていたGEO市場において、リースモデルは新規事業者や中小国の参入余地を広げる可能性を持つ。小型GEO衛星と金融モデルを組み合わせる動きは、ニュースペース時代の構造変化を象徴している。
【出典情報】
公式リリース
公式リリースなし
参照情報(報道)
Data Center Dynamics:
https://www.datacenterdynamics.com/en/news/space-leasing-international-buys-two-ascendarc-geo-satellites-for-200m/
SatNews:
SLI Commit $200M+ to AscendArc for Leased GEO Satellite Fleet
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