【要約】
・米宇宙軍(USSF)は、国家安全保障宇宙打ち上げ(NSSL)フェーズ3の「レーン1」において、新規打ち上げ事業者を対象とした年次オンランプ(参入受付)を開始したと報じられた。
・今回の募集は、2027年初頭までに初飛行が可能なロケットを保有する事業者を対象としている。
・提案書の提出期限は12月22日に設定されている。
・レーン1は、比較的リスク許容度が高いミッションや商業的性格の強い打ち上げを扱う契約枠である。
・現在この枠には、SpaceX、United Launch Alliance、Blue Originのほか、Rocket LabとStoke Spaceが参画している。
・宇宙軍は、年次オンランプを通じて技術成熟が進んだ新興企業を柔軟に取り込み、将来の宇宙アクセス能力の多様化を図る方針である。
【編集部コメント】
NSSLフェーズ3レーン1は、国家安全保障用途でありながら、民間ロケット開発の進展スピードを制度面で取り込もうとする設計が特徴である。年次オンランプにより、新興企業は技術成熟のタイミングを逃さず参入機会を得られる。一方で、宇宙軍側にとっても、打ち上げ能力を特定企業に依存しない冗長性の確保につながる点が重要だ。今後の参入企業の顔ぶれは、次世代ロケット競争の方向性を占う指標となる。
【出典情報】
公式リリース
公式リリースなし
参照情報(報道)
Aviation Week:
https://aviationweek.com/space/launch-vehicles-propulsion/space-force-reopens-nssl-phase-3-lane-1-new-providers
Inside Defense:
https://insidedefense.com/insider/space-force-accepting-new-nssl-proposals