【要約】
・NASAは地球近傍天体研究センター(CNEOS)を通じ、小惑星「2025 XF1」の接近を公表した。
・同天体は直径約12メートル(中型バス相当)と推定されている。
・最接近日は2025年12月13日で、地球から約31万キロメートルを通過する見込みである。
・この距離は月までの平均距離(約38万キロメートル)より内側にあたる。
・軌道解析の結果、地球への衝突の可能性はないと評価されている。
・NASAは同期間に複数の地球近傍天体を観測対象として追跡している。
・これらの天体はいずれも脅威とはならないと報告されている。
(解説:地球近傍天体=地球軌道に比較的近い軌道を持つ小惑星や彗星の総称)

【編集部コメント】
小型の地球近傍天体が月軌道内側を通過する事例は定期的に観測されているが、事前に軌道を把握しリスク評価を行える点が現在の惑星防衛体制の特徴である。CNEOSによる継続的な監視は、衝突回避だけでなく、天体の物理特性や軌道変動の理解にも寄与している。本件は、既存の観測網が機能していることを示す事例として位置付けられる。

【出典情報】
公式リリース
公式リリースなし
参照情報(報道)
Daily Galaxy:

NASA Tracks ‘Bus-Sized’ Asteroid Racing Toward Earth: Should We Be Worried?

Newsweek:
https://www.newsweek.com/nasa-bus-sized-asteroid-approaching-earth-december-2025-11193796