【要約】
・中国の商業宇宙企業CAS Space(中科宇航)は、小型固体ロケット「Kinetica-1(力箭1号)」の打ち上げに成功した。
・今回の打ち上げは同ロケットにとって11回目の飛行とされる。
・酒泉衛星発射センターから、中国の衛星6機と海外顧客の衛星3機が軌道に投入された。
・海外衛星には、アラブ諸国の技術者が参加したUAEの環境監視衛星が含まれる。
・このほか、エジプトの電離層観測ナノ衛星、ネパールの教育目的の技術実証衛星が搭載された。
・同社による海外顧客向け衛星打ち上げは今回で4回目と報じられている。
・CAS Spaceは、将来的にロケットの再使用化技術の導入を計画している。
(解説:Kinetica-1=中国の商業固体燃料小型ロケット)
【編集部コメント】
本件は、中国の商業打ち上げ企業が国際顧客向けサービスを継続的に拡大している動きと位置付けられる。特に超小型・小型衛星を対象とした複数同時打ち上げは、新興国や教育機関の需要と親和性が高い。固体ロケットの即応性を生かしたビジネスモデルが、国際商業市場において一定の存在感を示しつつある。
【出典情報】
公式リリース
公式リリースなし
参照情報(報道)
SpaceDaily:
https://www.spacedaily.com/reports/Foreign_satellites_ride_Kinetica_1_on_new_CAS_Space_mission_999.html