【要約】
・報道によると、ロシア側でプラズマ電気推進を用いて惑星間飛行時間を短縮する構想が取り上げられた。
・関連報道では、ロスアトムの研究チームが磁気プラズマ加速器に基づくプラズマ電気ロケットエンジンの実験室試作機を作ったとされる。
・同技術は電力で推進剤をプラズマ化し、電磁場で加速して推力を得る方式で、電気推進の高効率を保ちつつ性能向上を狙うと説明されている。
・研究側は地球周回軌道到達後に電気推進へ切り替える運用を想定し、火星までの移動を1〜2か月程度に短縮できる可能性があると主張している。
・ただし現段階は試作機の段階であり、実運用や有人ミッションへの適用時期は今後の開発と実証に依存するとされる。
【編集部コメント】
・惑星間飛行時間の短縮は、乗員の被ばくや物資搭載量などの設計条件に影響するため、推進技術の高度化は長期的な研究テーマと位置付けられる。
・高性能な電気推進を成立させるには高出力の電力供給が必要になるため、推進系だけでなく電源系を含めたシステム設計が焦点となる。
・本件は試作機段階の主張であり、推力、耐久性、電力要件などの実証データの公開状況を踏まえて評価する必要がある。
【出典情報】
公式リリース
公式リリースなし
参照情報(報道)
Mixvale:https://www.mixvale.com.br/2025/12/17/russian-plasma-propulsion-technology-promises-to-shorten-trip-to-mars-to-weeks-en/

World Nuclear News:https://www.world-nuclear-news.org/articles/mars-in-30-days-russia-unveils-prototype-of-plasma-rocket-engine