【要約】
・2025年12月16日、インドの宇宙技術企業Sisir Radarが約700万ドルの資金調達を完了したと報じられた。
・同社は、インド民間初となるLバンドのSAR(合成開口レーダー)衛星を開発し、2026年までの打ち上げを計画している。
・資金調達は360 ONE Assetが主導し、既存投資家のShastra VCなども参加した。
・Lバンドは透過性の高い電波周波数帯で、雲や夜間、植生下でも地表観測が可能とされる。
・創業者はインド宇宙研究機関出身で、国内技術による開発体制を特徴としている。
・衛星データは国防、災害対応、農業、都市計画などでの活用が想定されている。
・調達資金は衛星製造、研究開発、運用チーム拡充に充てられる。
・本計画により、高精度な地球観測データの国内供給力向上が期待されている。

【編集部コメント】

本件は、インドが進める宇宙産業の民間参入促進と、自国技術による観測能力強化の流れの一環と位置付けられる。LバンドSARは従来の光学観測では制約の大きかった環境下でも安定したデータ取得を可能にし、利用分野の拡大に寄与する。ISRO出身者の知見を基盤とした民間ディープテック企業の成長は、同国の宇宙ビジネスが次の段階へ進んでいることを示している。

【出典情報】

公式リリース
公式リリースなし

参照情報(報道)
EdexLive:
https://www.edexlive.com/news/sisir-radar-raises-usd-7-million-to-launch-indias-first-private-l-band-sar-satellite-by-2026

Business Standard:
https://www.business-standard.com/companies/start-ups/start-ups-sisir-radar-raises-7-million-to-launch-private-l-band-sar-satellite-125121500599_1.html