【要点】 ・ブロックチェーン技術企業のIntelliStakeは、シンガポールを拠点とする宇宙企業Orbit AIとの戦略的提携を発表した。 ・本提携により、Orbit AIの人工衛星ネットワーク上にブロックチェーンのノード(検証サーバー)を実装する計画である。 ・宇宙空間に分散型台帳技術(DLT)を持ち込むことで、地上インフラのリスク(災害や検閲など)から独立した安全な取引環境を構築する。 ・Orbit AIは衛星ハードウェアと軌道上コンピューティング環境を提供し、IntelliStakeはステーキングおよび検証プロトコルを提供する。 ・主な用途として、改ざん不可能なサプライチェーン追跡、宇宙資産のトークン化、および高セキュリティな金融決済データ処理を見込んでいる。 ・地上を経由せず軌道上でデータの真正性を検証できるため、通信の遅延削減とセキュリティ向上が期待される。

【編集部コメント】 本件は、近年注目されている「DePIN(分散型物理インフラネットワーク)」を宇宙空間へ拡張する試みの一つです。 Cryptosatなどが先行する「宇宙×ブロックチェーン」の分野ですが、アジア拠点の衛星企業がインフラ側として参入する点で意義があります。 地上のインターネット遮断や地政学的リスクの影響を受けにくい「宇宙データセンター」での決済・認証機能は、次世代の金融セキュリティにおいて重要なバックアップ手段となる可能性があります。

【出典情報】 公式リリース 公式リリースなし

参照情報(報道) [MSN (IntelliStake/Orbit AI)]: IntelliStake partners with Singapore’s Orbit AI to bring blockchain infrastructure to space