【要約】
・ナイジェリアのBenue州政府は2025年12月16日、国立宇宙研究開発機関(NASRDA)との戦略的提携を公表した。
・州知事Hyacinth AliaとNASRDA首脳の協議により、衛星データや地理空間情報(Geospatial Intelligence)を州の社会経済開発に活用する方針で一致した。
・活用分野として、精密農業、インフラ計画、治安維持、歳入(税収)最適化が挙げられている。
・州政府はNASRDAに対し、Benue州内への「Space Centre(宇宙センター)」設置と、州全域の包括的な衛星マッピング実施を要請した。
・NASRDA側は、Benue州立の農業・科学技術系大学と連携して宇宙センターを設置し、宇宙技術活用のモデル州にする意向を示した。
・州側は農産加工産業パークや農業関連空港の整備などの構想においても、衛星・地理空間データの活用を視野に入れていると報じられた。
・同様の内容はVanguard Newsでも報じられており、州政府とNASRDAの協力方針が複数媒体で確認できる。

【編集部コメント】
Benue州がNASRDAと連携して衛星データを農業・治安・インフラに適用する方針を示したことは、宇宙技術が国家機関の研究領域から地方行政の実務へ組み込まれつつある動きとして整理できる。精密農業や地理空間情報の導入は、作況監視や土地利用把握、公共投資の優先順位付けに直結しやすい。一方で、衛星データを行政施策へ定着させるためには、マッピング結果の更新体制や現場側の運用能力(人材・データ統合)の整備が継続的な課題となる。

【出典情報】
公式リリース
公式リリースなし

参照情報(報道)
New Telegraph(Dec 16, 2025):
https://newtelegraphng.com/benue-deepens-strategic-partnership-with-nasrda-on-advanced-space-enabled-devt-solutions/

Vanguard News:
https://www.vanguardngr.com/2025/12/benue-moves-to-harness-space-technology-for-devt-partners-nasrda/