【要約】
・韓国宇宙航空庁(KASA)と韓国航空宇宙研究院(KARI)は2025年12月18日、宇宙実証衛星「E3T-1」が正常に稼働していると発表した。
・E3T-1はKARIとNara Space Technologyが共同開発した12Uサイズのキューブサットである。
・ミッションは、韓国内で開発されたデバイスやコンポーネントの放射線耐性などを実際の宇宙環境で検証することにある。
・衛星は高度約600kmの軌道で6〜12カ月運用し、搭載機器の評価データを取得する計画とされる。
・搭載機器には、サムスン電子のDRAMとNANDフラッシュ、KAISTのADC/DAC用ASIC、MIDのSRAMなど国産部品が含まれる。
・同衛星は2025年11月27日にヌリ号で打ち上げられ、12月4日に双方向通信に成功していた。

【編集部コメント】
宇宙機器の調達では、宇宙環境での運用実績が採用判断に直結するため、国産部品を実機で検証し履歴を蓄積する取り組みは産業基盤強化として位置付けられる。特に民生由来の半導体部品は放射線影響や長期安定動作の実測データが重要であり、E3T-1は国産サプライチェーンの信頼性向上に資する検証機会となる。

【出典情報】
公式リリース
국산 소자‧부품 우주검증위성(E3T) 1호 정상작동 확인, 탑재체 검증 임무 시작:
https://www.kasa.go.kr/bbs/BBSMSTR_000000000010/view.do?nttId=B000000002598Mr6gU3

参照情報(報道)
Chosun Biz:
https://biz.chosun.com/en/en-science/2025/12/18/VU2PDNXYM5B5VMEZWTRR6LE4ZU/

전자신문:
https://www.etnews.com/20251218000325