【要点】
・Starfish SpaceとImpulse Spaceは2025年12月15日、地球低軌道(LEO)での自律的ランデブー・近傍運用(RPO)の実証に成功したと発表した。
・本ミッションでは、Impulse Spaceの軌道間輸送機「Mira」に、Starfish Spaceの誘導制御ソフトウェア「Cephalopod」を搭載して運用された。
・Cephalopodは、推進系を含む衛星制御を自律的に行い、目標物体への安全な接近と近傍飛行を実施した。
・RPOは、衛星同士が接近・協調運用するための技術であり、軌道上サービスの基盤技術とされる。
・今回の実証では、専用ハードウェアに依存せず、ソフトウェアによって自律運用能力を付与できることが示された。
・Starfishは、本技術を自社のサービス衛星「Otter」だけでなく、他社衛星への適用も想定している。
・両社は、将来の衛星修理やデブリ除去などの軌道上サービスへの応用を視野に入れている。

【編集部コメント】
本件は、軌道上サービス分野において、機体と制御ソフトウェアを分離して開発・提供する取り組みの一例として位置付けられる。
既存の宇宙機に自律的なランデブー能力を追加できることは、衛星運用の柔軟性向上につながる。
今後の衛星保守や運用高度化に向けた基礎技術の検証として注目される。

【出典情報】

公式リリース
Starfish Space Completes Autonomous Rendezvous and Proximity Mission in LEO with Impulse Space

参照情報(報道)
なし