【要約】
・BAE SystemsのFAST Labsが、DARPAの「Oversight」プログラムでフェーズ2契約を獲得した。
・契約額は1,600万ドルとされ、フェーズ1の成果を踏まえた継続開発に位置付けられる。
・Oversightは、新たな衛星コンステレーションを用いて地上の多数ターゲットを自律的に追跡し続ける仕組みの確立を目指す。
・フェーズ1では概念検証を進め、フェーズ2ではソフトウェアやアルゴリズムの成熟化と、より大規模な条件での実証を行う。
・開発技術は地上側だけでなく、衛星側での処理や自動制御も視野に入れている。
・人の介入を減らしつつ、センサー運用やリソース配分を最適化して追跡の継続性を高める狙いが示された。
・軌道上での処理を含む設計により、データ遅延の低減や再訪頻度の向上につなげる考え方が示されている。

【編集部コメント】
多数のセンサーと衛星が連携して継続監視を行うには、運用判断を自動化し、限られた時間と資源を最適配分する能力が重要になる。
本件は、衛星ネットワークとソフトウェアを組み合わせて「追跡の継続(Custody)」を維持する発想を発展させる取り組みの一環と位置付けられる。
軌道上処理や自律制御が進むほど、監視の即時性や運用負荷の低減に寄与する可能性があり、衛星コンステレーション運用の高度化を示す事例である。

【出典情報】
公式リリース
[BAE Systems to advance autonomous space-based surveillance technology for DARPA]: https://www.baesystems.com/en-us/article/bae-systems-to-advance-autonomous-space-based-surveillance-technology-for-darpa

参照情報(報道)
[Defence Industry Europe]: https://defence-industry.eu/bae-systems-wins-darpa-phase-2-deal-to-advance-autonomous-space-based-surveillance-technology/

[European Security & Defence]: https://euro-sd.com/2025/12/major-news/48241/fast-labs-oversight-phase-2/